ITインフラのプリセールス担当をしています。

選択肢の多いITインフラ中から最適は何かを考えています。

Google Cloud Platform、大阪リージョンの正式運用をスタート 国内2カ所目

GCPが東京についで大阪リージョンをリリースします。
ASCIIの記事 https://ascii.jp/elem/000/001/858/1858191/
クラウド Watch https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1184416.html
GCPのロケーション https://cloud.google.com/about/locations/?hl=ja
東京リージョンと同様の機能が大阪リージョンでも使用できるようになります。
そのため、関西ユーザのレスポンス向上やDRサイトとしての利用も促進されるとみられます。

外資大手の日本リージョンは国内2拠点に

これでAWS、Azure,GCPとも日本リージョンは、2拠点となります。
ただし、AWSは東京と大阪にリージョンがありますが、大阪リージョンはローカルリージョンの位置づけのため使用できる機能は限定しています。
そのため西日本のユーザにとってはGCPの優位点となります。
Azureは東日本リージョン、西日本リージョンとも提供している機能は変わりません。

クラウドベンダー選び

資本力に勝る外資ベンダーは東京大阪に設置し、日本でのシェア拡大を図っています。
国内ベンダーは北海道や東北に設置することでコストを下げて対抗しています。
クラウドサービスは各社サービス内容やSLAが異なるため、利用者はシステムの非機能要件を明確にしてからクラウドベンダーを選定していく必要があります。