システムヒアリングで大事な5つのこと
システムヒアリングの進め方を紹介します。
以下の順番でヒアリングしていくと漏れなく進めることが出来ます。
1.まずは何をしたいのか
お客様が次期システムを考えるに至った背景を確認しましょう。
例:機器の保守期限切れ、レスポンスが悪い、運用費用が高額、など
そして新システムの目的・目標・課題を明確にしましょう。
例:クラウド移行により運用の手間を減らしたい、機器のグレードアップによるレスポンス向上、など
インフラ構築ではこのフェーズが飛ばされがちですが確認しておくことはシステムを検討する上で重要です。
2.どんなシステムか
現行システムのインフラ構成、業務の流れを確認しましょう。
機器構成図や業務フロー図があればよいです。
次期システムの業務、構想しているインフラ構成を確認しましょう。
まだなければポンチ絵などを書いて意識を合わしていきましょう。
3.システム要件
インフラの非機能要件を確認していきましょう。
非機能要件の確認にはIPAの「非機能要求グレード2018」が役立ちます。
https://www.ipa.go.jp/sec/reports/20180425.html
4.体制・スケジュール・予算感
お客様の実施体制、考えているスケジュールを確認していきましょう。
どの程度費用をかけることが出来るのかを確認することも重要です。
5.その他
制限事項や条件などがあれば確認しておきましょう。