ITインフラのプリセールス担当をしています。

選択肢の多いITインフラ中から最適は何かを考えています。

Windows10の更新チャネルが少し分かりやすくなります。

Windows10の更新チャネル「Semi-Annual Channel(Targeted)」が次回の機能更新「1903」で廃止になると発表されました。
これまでは、更新チャネルは以下の2つがありました。

  • Semi-Annual Channel(Targeted):機能更新プログラムの延長はできない。以前はCBと呼ばれていたもの。
  • Semi-Annual Channel:機能更新プログラムは365日延長できる。以前はCBBと呼ばれていたもの。

このうちSemi-Annual Channel(Targeted)が無くなり、Semi-Annual Channelのみとなります。
Windows Update for Businessを使用しているような企業ユーザでは、業務PCでSemi-Annual Channel(Targeted)を使用していなかったと思われるので影響はないと思います。

次回の機能更新は複雑だったものが少しわかりやすくするんですね。
MicrosoftはユーザにSemi-Annual Channel(Targeted)はパイロット展開用、Semi-Annual Channelは本展開用と使い分けてほしかったようですが、かえって複雑な印象を与えていたと判断したんですね。

なお、機能更新プログラムの延長はWindows 10 Pro、Windows 10 Enterprise、Windows 10 Education、Windows 10 Sで適用できます。Windows 10 homeは延長機能はありません。